どのメンタル疾患にも言えることだけれど、双極性障害は個人差がたいへん大きい。躁、うつともに症状の現れ方も人それぞれである。
…でも、全体的な傾向として日照量が増える春夏は元気=躁っぽくなる人が多いのではないかと思っている。逆に冬はうつっぽい人が多いのではないか。あくまで色んなサイトをみたり、同病の自助会などで見かけた感じの個人的体感だけれど。
わたしの場合、毎年冬はひたすら眠気ややる気の無さと闘っているのだけれど、梅雨明けくらいからは昼間ちゃんと起きていられるし、とても元気で活動的になる。今もわりと元気だし、用事で外へ出るとそのまま帰りたくなくなって寄り道する日が増えた。
ちょっとこのまま活動量を増やしてしまうと危ないなとまたエネルギー切れを起こして寝込んでしまう、と頭のどこかで思っている。でも、わたしは今海外へ留学したい欲が止まらない。躁っぽいのか、わたしの性格的なところなのかは微妙。主治医にもずっと相談しているが、基本的に応援してくれている。海外に処方薬を持ち込めるのかとかを聞いたら大体は大丈夫だと教えてもらった。
去年の今頃のわたしは、生きたいと思えない状況だった。うつ状態だと見なされて数ヶ月間抗うつ薬(トリンテリックス)が処方されていたのだが、躁転したことがわかり中止。
抗うつ薬の力で躁に振り切れたわたしの脳みそは一気にうつに突き落とされた。その落差で何が起こるのか。それは、希死念慮だ。
何もやる気が起きず、ただ体を引きずって医者に行き、薬を飲む。それしか出来なかった。住んでいるアパートの窓枠に足をかけて、何時間も下の地面を眺めていたりもした。(落ちても失敗するリスクの方がずっと高いことがわかっていたのでなんとか思い留まった。)
あれから処方が抗うつ薬から気分安定薬に変わり、量や種類の調整を繰り返した。時間はかかったが気分が嘘みたいに落ち着いた。自分でもあ、そういえば前より落ち着いてるなと変化を感じて、不思議な感覚だった。その分、ワクワク感はやっぱり減った気もするけれど、あるのとないのとどっちか選べと言われたら、気分安定薬がある毎日のほうを選ぶ。
躁の怖さは、自分で異常だと気付かないこと。そして、自分の意思ではほぼコントロールできないということだ。
散財やら異性関係やら、夏に浮かされてやらかしてからあとになって後悔して消えてしまいたくなる人、多いと思う。
これをコントロールするのはやはり、薬に頼るほかないと思う。ただ、双極と診断されるにはハードルがいくつもある。ここが厄介なところだ。
双極の自殺率は高い。うつだと誤診されて、わたしのように抗うつ薬を処方されて悪化し、行動力が高まったタイミングで実行してしまったという人は、とても多い。統計などで、うつで死んだのではなく、実は双極で死んだ人、正しい診断をされていないままもがき苦しんだ人が今までどれだけいたことか。
あのときのわたしもそちら側に踏み出しかけていた。双極は脳内の神経伝達物質の異常により引き起こされるため、甘えや怠慢が原因ではない。れっきとした脳の病気だ。
そのため、一刻も早く良い精神科医にかかることが重要になる。でも、いい精神科医は滅多にいない。これも大問題。
ゆうメンタルクリニックだけはおすすめしない。なかにはいい精神科医もいるかもしれないが、ろくでもない藪医者が多い。わたしの主治医も嫌っている。ただ機械的に話を聞かず精神薬を処方するだけの安い・早い・うまい?みたいなチェーン店だし。(安くもなければうまくもないが。)
わたしが限界をこえて弱りきっているときにとんでもない対応をされたのでわたしは一生行かない。
クリニック選びに関してもそのうち記事にしようと思っています。今回はこの辺で。